向山窯・2019
笠間焼窯元 向山窯
『向山窯』という窯元
”手作り”だからできること
オーダーメイドも可能であり、お客様のご要望に合わせた作成もいたします。
”技術”があるからできること
10名を超える陶芸家(5名は伝統工芸士)が、高品質なもの造りをお約束します。
”組織”だからできること
お客様のご依頼に対してはチームとしてフレキシブルに対応できるため、数万個単位のご注文でも、手作りで迅速かつ高品質なサービスが可能です。
向山窯/Kozangama 笠間焼窯元/Kasamayaki pottery studio
WAZAPTURE IBARAKI -ワザプチャーいばらき
常に10名以上の陶芸家たちが、社内の工房においてそれぞれの個性を発揮して作陶をしている向山窯。オーダーメイドによる制作も可能です。また、笠間市内の向山窯プラザ店ではたくさんの作品を手にとって楽しくお買い物していただくことができます。笠間にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい!
While most pottery studios are run by a few artists, we are a collective of a dozen highly skilled potters. We are proud to produce pottery for prestigious hotels and restaurants throughout Japan. In Kouzangama Plaza Pottery Store in Kasama City, you can see and touch the potteries from our kiln. Please stop by when you are in Kasama City!
伝統的工芸品のデジタルミュージアム 向山窯(笠間焼)
一般社団法人日本地域資源研究所
日本地域資源学会は観光創造学芸員による伝統的工芸品のデジタルミュージアムの開発に取り組んでいます。知られざる笠間焼きの元気と未来を紹介する小さなミュージアムをつくってみました。
笠間焼 フランスへ本格輸出
ibarakishimbun
本県が誇る伝統的工芸品の笠間焼が2月、フランスへ食器として輸出される。窯元の一つ、向山窯(笠間市笠間、増渕浩二社長)が、日本貿易振興機構(ジェトロ)の商談会を通じて同国の商社と輸出について成約した。これまで窯元や作家が海外で笠間焼を販売した例はあるが、現地商社を通した本格輸出は約50年ぶりという。海外輸出は、笠間焼を業務用食器として売り込む戦略の一環で、増渕社長は「注文に応じて手作りできる産地の強みを生かし、国内外で販路拡大を目指す」と意気込んでいる。
今回輸出するのは、形や上薬が異なる白色の皿とボウルの6種類で、手始めに6セット計36枚の注文を受けた。現地のレストランなどで使用されるという。既に商品は発送し、2月初めに現地に到着する予定。
増渕社長によると、笠間焼は1960年代の一時期、米国向けに食器として輸出していたことがあり、今回の輸出はそれ以来になるという。同社は昨年11月、大阪で開かれた「ジェトロ・テーブルウエア商談会」に出展したところ、フランスの商社から引き合いがあり、形や上薬の種類について調整し、成約にこぎ着けた。契約や輸出の書類作成などはジェトロ茨城が支援した。
同社はほかにも、昨年9月に仙台市で開かれた商談会を通じてフランスの別の商社と交渉中で、近く食器の輸出が決まる見通し。増渕社長は「洋食の食器は磁器がほとんどで、陶器が選ばれるのは異例。海外展開を検討する中で、(昨年6月の)ジェトロ茨城開所がいいきっかけになった」と喜んだ。ジェトロ茨城の西川壮太郎所長も「農産物や食品と器のコラボは重要なテーマ。今回のように、海外に出向かなくても輸出の商談ができることを知ってほしい」と話した。笠間焼の各窯元は2013年9月に業務用食器研究会を発足。陶炎祭などのイベントや観光での来客を待つ「産地直販依存」から脱却を図り、国内外で販路開拓を進めるのが狙いだ。同研究会の会長も務める増渕社長は「和食のユネスコ無形文化遺産登録や、2020年東京五輪開催を追い風に、首都圏やフランス以外の国にも笠間焼の食器を流通させる仕組みを作っていきたい」と意欲を語った。